
時を超えて美しいドレス―ituwaとのコラボレーションが描く、花嫁ごとに変わる輝き
ドレスブランド『ituwa』とノバレーゼのコラボレーションの背景には、長年にわたって培われてきた確かな信頼関係があります。入荷直後から人気を集めたドレスデザインを手がけた、『ituwa』のデザイナーであり、株式会社UNO DESIGN代表の宇野雄一さんに、『特別な日に寄り添う一着に込めた想い』を伺いました。

コラボレーションが生まれた背景と想い

—今回のコラボレーションは、どのようなきっかけで始まったのでしょうか。
昨年、『ituwa』が10周年を迎えた節目に、『これまでにない大きなコラボレーションができたら』と考え、真っ先に思い浮かんだ相手先はノバレーゼでした。ご連絡を差し上げようと思っていた矢先、ほぼ同じタイミングで、ノバレーゼからもお声がけをいただいたのです。偶然とは思えない巡り合わせに、これまでの信頼関係の積み重ねを感じました。

—ノバレーゼでの経験の中で、特に印象に残っていることはありますか?
今でも鮮明に覚えているのは、NOVARESE銀座で、吹雪のなかでも最後までお客様をお見送りした日のことです。どんな状況でも、目の前の一組ひと組に真摯に向き合う姿勢は、ノバレーゼのスタッフに今も変わらず受け継がれていると感じています。
—今回のコラボドレスは3型とも非常に人気で、大きな反響がありました。
ノバレーゼを卒業したとき、お世話になった恩返しをしたいと思っていました。その気持ちを込めて取り組んだドレスだったので、こうして多くの方に喜んでいただけて、本当にうれしいです。
普遍的な美しさを追求するために

—ドレス作りやデザインで大切にしていること、想いやこだわりは何ですか?
ドレスに対する基本的な価値観は、今も昔も変わらず『20年後に振り返っても、素敵だねと言われるドレスを作りたい』と考えています。自身でブランドを手掛けるようになり、すべての判断と結果が自分に返ってくる立場になったため、チャレンジングな素材やプリントにも自由に挑戦できています。その『自由度』が、『ituwa』の個性です。

—デザインのプロセスを教えてください。
以前はデザイン画を描いてから生地を探していましたが、最近は旅や芸術、生地との出会いが起点です。 パリで開催される『プルミエール・ヴィジョン』という大きな生地展示会には毎回足を運んでいて、そこで出会った素材からインスピレーションを得る時間がとても楽しいんです。
花嫁様に寄り添いながら、着る人に合わせて進化するドレス

—今回のコラボレーションでは、どのような点にこだわって制作されましたか?
今回は、『ituwa』ですでに多くの支持をいただいているドレスをベースに、ノバレーゼが手がけるオリジナルドレスブランドの一つ『ecruspose(エクリュスポーゼ)』で衣裳選びをされる花嫁様に、よりフィットするよう改良を重ねました。たとえば『Arielle』は、胸元のデザインを20代の花嫁様でも安心感を持って着ていただけるように変更し、ウエストのリボン位置や分量も細かく調整しています。
—コラボレーションから、改めて気付いたことや学びはありますか?
大きな学びは、『マーケットイン』というお客様のニーズを起点に考える視点です。ノバレーゼの制作チームは、アイデアや技術を先に形にするだけではなく、常に『今の花嫁様が何を求めているのか』を軸にドレスづくりに向き合っています。 一緒に検討を重ねるなかで、胸元や肩のデザイン、取り外し可能なパーツなど、細かな調整一つひとつが、着る方の安心感や満足度につながることを改めて実感しました。

—今回手がけたドレスは、どんな会場や雰囲気に合わせやすいのでしょうか?
ドレスデザインに余白を残しているからこそ、スタイリング次第で雰囲気が変わり、どんな会場にも合わせることができます。ナチュラル、ポップ、クラシカル、モダン、モードと、一着のドレスから、スタイルの可能性を広げてくれるのは、実はお客様自身です。モデル写真だけでは想像できない着こなしに出会える、お客様の写真を見る時間がいつも楽しみですね。
次なる挑戦

—宇野さんが思うノバレーゼの魅力を教えてください。
ドレス単体ではなく、花嫁様の世界観全体を大切にする姿勢が魅力です。根底には、これから先の人生にも寄り添っていきたいという想いがある。そして何より、人が圧倒的に素敵な会社です。一人ひとりの誠実さや『またこの人に会いたい』と思わせる力こそが最大の強みだと感じています。

取材に同席したコラボレーションドレス制作担当の山口 真理恵さんと
—コラボレーション第二弾の制作が決まりました。
第一弾のドレスは多くの方に注目していただき、うれしい限りです。前回同様、コラボレーションならではの世界観や特別な体験をお届けできる内容で制作を進めています。今季中の入荷を予定していますので、どうぞ楽しみにしていてください。

取材:岩井 雄紀(広報室 マネージャー)
制作:豊場 佳乃子(営業戦略ディビジョン)











