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VISIONに込めた、私たちの想い【vol.2】

2025年4月、ノバレーゼは新たにVISIONを策定しました。『ロマン溢れるアイデアで、胸が熱くなる瞬間を世界中に』というメッセージに込められた想いとは。vol.2では社内浸透に向けた取り組みや、すでに感じている変化について話を伺いました。

この記事に登場するスタッフ
谷藤 友理子さん(エリア長/2008年新卒入社)
2008年、ウエディングプランナーとして新卒入社。2014年、ゼネラルマネージャーに昇格。2017年、エリア長に昇格し、関東エリアを統括。2019年に第1子、2022年に第2子を出産。2024年からは、営業本部 ディビジョンマネージャーを兼務、婚礼プロデュース部門を管掌。
この記事に登場するスタッフ
渡瀬 舞子さん(教育研修部 部長/2004年新卒入社)
2004年、新卒入社。ドレスコーディネーター、ウエディングプランナーを経て、人材開発部へ異動し、採用業務全般を担当。2009年、人材開発部長へ昇格。その後、教育研修部に異動し、2017年より現職。2018年に第1子、2021年に第2子を出産。

社内に息づく理念と文化

—VISION策定以前から、企業理念は社内に浸透している印象でした。

渡瀬さん:そうですね、企業理念『Rock your life 世の中に元気を与え続ける会社でありたい』を体現できるスタッフばかりです。社訓『人のために生きよ』に共感し入社するスタッフも多いです。採用段階から、理念に共感してくれる仲間と出会うことを大切にしています。

—ほかにも、社内には『ノバレーゼらしい言葉』がたくさんありますね。

渡瀬さん:はい。創業当時から『日本中の花嫁を救いたい』という言葉も良く耳にしました。その想いのもと、「上質なものを誠実に届けよう」と日々お客様に向き合ってきて、今があります。
また、ノバレーゼでは『自身が発する言葉の先』まで考えて言葉選びをすることが文化として根付いています。お客様はもちろん、働く仲間やパートナー様にも元気を与えるためには、自分がどういう言葉で表現するのかは、とても大切です。階層別研修などでも理念に立ち返る機会を意識的に設けています。今回のプロジェクトもこれまでの考えに立ち返りながら言葉を紡ぎました。

タウンホールミーティングが生んだ新しい対話の場

—社内浸透に向けた第一歩として全国に社長である荻野さんが出向き、タウンホールミーティング*を行っています。どのような経緯で実施することになったのでしょうか。

*企業の経営陣が従業員と直接対話する機会のこと

渡瀬さん:新しく策定されたこのVISIONをどうすれば社内浸透させられるのか、他社事例を調べていた時に『タウンホールミーティング』を知りました。まずはやってみようという気持ちで、荻野さんに各地区へ足を運んでいただくことになりました。

谷藤さん:国内外70店舗以上という拠点を持つ今、どうしても経営者と現場のスタッフが同じ目線で対話をする時間には限りがあります。今回のタウンホールミーティングでは席の配置・距離にもこだわり、同じ目線で話せる空間づくりも意識しました。

—この取り組みを経て、どのようなことを感じていますか?

谷藤さん:VISIONの浸透を目的に始まったタウンホールミーティングでしたが、結果的に現場と経営との距離をさらに近づける機会となりました。VISIONへの質問に限らず、日々仕事をするなかで感じている課題についても率直に意見を言えているようです。

渡瀬さん:スタッフの声を経営としてまっすぐに聞くという機会を、荻野自身も非常に貴重な場として捉えています。VISIONの実現に向けて「これまで以上に同じ方向を向いてやっていく」というスタートラインに立ったと感じています。

VISIONを起点に広がる新たな挑戦の仕組み

—最後に、会社の未来に向けて取り組みたいことや、感じている変化を教えてください。

谷藤さん:ノバレーゼにはこれまでも「新規事業提案制度」があり、スタッフが自由にアイデアを発信できる文化が根づいています。今回、新たに「VISION」を制定したことをきっかけに、その文化がさらに前進しました。
アイデアを提案する場という意味で、「VISIONを実現するためのひとつのコンテンツ」という明確な枠組みが生まれたと感じています。
今年からは同じアイデアを持つ人をグルーピングし、一つの案にまとめて提案する方法を導入しました。現場や本社から多くのアイデアが集まり、実際に動き出すチャンスが広がったことは大きな変化です。
経営陣も実現に向けて本気で動き始めており、取り組みが形になっていくことで、VISIONの実現につながっていくと思っています。

渡瀬さん:アイデアを動かすことには楽しさがあり、その行動には情熱を傾ける価値があります。そうすることで仕事がどんどん楽しくなり、自分の人生と仕事が切り離せないような楽しさに変わっていくと思うんです。
ノバレーゼには機会さえあれば、自ら手を挙げて挑戦するスタッフがたくさんいます。今後は、さらにそんな『機会』を提供することで、スタッフが主体的に仕事を楽しみ、人生そのものをさらに楽しめるように、後押ししていきます。

———プロジェクト立ち上げから制作過程についてはvol.1をご覧ください。

VISIONに込めた、私たちの想い【vol.1】

取材・制作:渡邉 静香(教育研修部)