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一流の美意識と、ノバレーゼの感性が出会う場所—アライアンスが拓く、新しいウエディングのかたち

ノバレーゼはフランス料理界の巨匠、アラン・デュカス氏が設立した『デュカス・パリ』が統括するレストラン『ベージュ アラン・デュカス 東京』と『ブノワ 京都』で婚礼をプロデュースしています。世界的レストラングループとのアライアンス*が実現した過程とその価値を、提携を担った担当者に聞きました。
*業務提携を行い、婚礼業務を受託すること

この記事に登場するスタッフ
諏訪 真紀子さん(営業戦略ディビジョン/2011年中途入社)
前職では、人材サービス企業でHR領域の営業、ブライダル企業でプランナーやセールスプロモーション、新店舗の立ち上げまで幅広く活躍。フリーでドレス会社の営業コンサルを経験後、2011年、ノバレーゼに中途入社。結婚式の打ち合わせツールの立ち上げから、広告や商品開発、会場ご案内や打ち合わせを担うプランナーのサポートなどを担当。

一流レストランとの共鳴から始まった提携

—今回のアライアンスに至った背景から教えてください。世界的に評価されるレストランと提携できたのは、どうしてだったんでしょうか。

最初のきっかけは、関係会社を通じた紹介でした。話を進めるうちに、『本物の価値を届けたい』という理念の共鳴が生まれたんです。料理・空間・サービスなどへのアプローチに、尊敬の念を抱きました。先方には、ノバレーゼの会場やドレスのクオリティ、洗練されたブランドにも信頼を寄せていただいたと思います。

—価値観の一致が大きかったのですね。

そうですね。ほかにも、すべての建築デザインに意味があることや、サービススタッフの上品だけどあたたかい佇まいに感動しました。楽しみながら熱中する、仕事への姿勢にも共感を覚えました。

ウエディングとレストランの価値の融合

—高級レストランが結婚式を行うことには、どんな魅力がありますか。

結婚式が『その日限りの特別な体験』になるだけではなく、その場所が『人生に何度も立ち返ることができる、思い出の場所』になることです。結婚記念日や家族の節目に訪れることで、ふたりの物語がさらに積み重なっていく、次の代やその次の代まで受け継がれていく、そんな新郎新婦にとっての『生涯レストラン』になりたいですね。

—結婚式を軸に、人生を通じて関係が続いていくのは、素敵ですね。

だからこそ、料理やドリンクへのこだわりや美意識など、多くを学んで、私たちの目線をさらに上げていきたいと思っています。2つのレストランの世界観を大切にしながら、『ノバレーゼのエッセンスが加わったから、最高の一日になった』と感じていただけるパートナーシップを深めていきたいです。

ブランドを磨く『挑戦のフィールド』

—このアライアンスは、ノバレーゼにとってどんな意味を持ちましたか。

発想を広げ、新たな価値を生み出すチャンスだと感じます。創業から25年、ノバレーゼのサービスや商品は常にブラッシュアップされてきた一方で、過去の成功体験や常識に囚われず、新しいアイデアを生み出すことも必要です。社外の一流ブランドとの交流や新しいウエディングのカタチに挑戦することが、私たちがさらに進化する一つのチャンスになるはずです。

ノバレーゼの提案するスタイルから新しい流れを

—変化の時代、今後の展望をどのように考えていますか。

世の中の変化やコロナ禍の影響を受け、ブライダル業界は大きく変わりつつあります。結婚式という普遍的な価値を守りながら、時にダイナミックに変化する面白さがあると思います。

—諏訪さんは、ハワイでのフォトウエディング・スパを運営するグループ会社の取締役も務めていますよね。グローバルな視点で見た、ノバレーゼの未来について描く理想像を教えてください。

以前と比べて、ノバレーゼが提供できるウエディングの幅が広がってきました。私自身、ハワイから学ぶことがたくさんあります。時に『結婚式とはこういうものだ』という常識を疑ってみることで、新しい発想が生まれることがあります。情熱をもって新たなアイデアを生み出し、ノバレーゼがさらに進化して、ブライダル業界にも、世の中にもさらに元気を届けたいですね。

ベージュ アラン・デュカス 東京 ブノワ 京都 ROYAL KAILA WEDDING & SPA

企画・制作:橋野 将茂(広報室)